Sunday, August 10, 2014

店舗訪問レポート - マンハッタン, NY



Mira Design社営業フォローの為の「店舗訪問シリーズ」です。
日々の地道な営業活動の様子をご紹介します。





今回は、デモの記事でもご紹介しました、NYのGracious Home.(グラシャスホーム)
マンハッタンのUpper West と Upper East というセレブの多く住む高級住宅エリアにそれぞれ店舗を構え、NYでも影響力の強い、Home製品を幅広く扱う大型ホーム専門店です。ケビンコスナーさんも常連だそうです。。

現在キッチン製品を中心に、Mira Deign社クライアント 4ラインで取引があり、継続的かつ定期的なリオーダーも頂いています。この日は、販売状況の確認、新ブランドの提案を目的にバイヤーにアポをとり、イーストサイドのお店に行って参りました。

店内は平日というのに多くのお客で賑わっていました。商品は、きれいにディスプレイされており、 神経の細やかさか感じられます。


現在の取扱っていただいている商品については、高品質を求める消費者に大変好評で、仕入れスタート時から良い実績を出しているとバイヤーからお褒めのお言葉。時折、まとめて大量購入していくお客様もいるとのことで、うれしい限りです。

販売員の方にも話を聞くと、個人的にもMira Deign社の商品が好きでおススメしてくださっているようで、販売員のみなさん、商品の販促用動画を自分の携帯にとりこんで、お客様に説明してくださっていました。感動。。。
その商品は高価格帯のキッチン商品なのですが、このお店でよく売れている理由が、これで理解できました。
こちらからも、さらに商品のアピールポイントを説明させていただきました。

日本の製品は、価格が他国製品と比較すると割高な分、こういった商品の魅力や性能を、きちんと消費者に伝えてくれる販売員の力も大変重要です。




新たなブランドの提案に関しても、まずは小ロットからのテスト販売で、受注をいただきました。
売れ行きがよければ、また別の商品についても検討するという前向きな姿勢で。

商談の中で、一本 $40(約4000円!!)のドイツ製ハンガーを例に、バイヤーが悩みを打ち明けてくれました。ヨーロッパの企業との直接取引だと、送料の為価格が跳ね上がり、たとえ良い商品だとしても、結局は売れ残ってしまうとのこと。
日本の高品質で、信頼の高い商品をもっと取り扱いたいけれど、日本との直接取引ではなく、「アメリカ国内取引」ができるベンダーが少ない・・と嘆いていました。

確かに、毎週の追加注文に応えてコンスタントに納品をするためには、「アメリカ国内取引」が必須ですし、マーケットの近くに在庫を保管する「ウェアハウス機能」が必要です。

日本の優れた製品を、受注、流通・回収と、アメリカ国内で完結した取引ができるMira Deign社はバイヤーにとっても貴重な存在だと評価されて、当社の責任の重さをあらためて確認しました。同店は、新たな商品やラインの受け入れには大変積極的です。今後も良い商品をどんどん紹介し、こちらの売上だけでなく、店の評判の向上にも貢献し、信頼関係を構築していくことが重要と確信しました。

バイヤーだけでなく、小売店内のスタッフともしっかり交流できた実りの多い店舗訪問でした。


Lily 記 

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